先日、取材でウクライナカフェにお邪魔しました。東京都武蔵野市にあるウクライナカフェ「クラヤヌィ」（https://twitter.com/Ukraine_cafe）です。ロシアによる侵攻により、ウクライナから避難されている方々が厨房に立ち、郷土料理を提供しています。
実際にお話を聞かせていただいて、とても印象深かったことがあります。それは、戦争の長期化によって、避難民の多くが避難先ではなく、定住先として日本を見ているということです。支援されるばかりではなく、日本で早く自立したいという気持ちが、とても強い。実際、カフェでお話を聞いた女性たちは、日本に来たばかりのころ、「働く場所もなく、自分は必要とされていない人間なのでは･･･」と落ち込んだといいます。料理やカフェで開かれるワークショップなどを通じて、しだいに地元の人々と関わりができ、「自分にもできることがある」と思うと気持ちが楽になったそうです。
クラヤヌィでお昼にいただいたボルシチ（写真）。野菜がたっぷりと入っていて、本当においしかった。ちなみに、ボルシチの故郷はウクライナ。ロシア発祥ではありません。
記事はウクライナ支援の現状と課題に関するインタビュー。こちらも、ぜひ読んでいただけると幸いです。https://www.asahi.com/ads/tu/15163346